ご挨拶

私たちはカウンセラーとして、カウンセリング臨床に携わっています。

多くの虐待加害者の面談から私たちは知りました。

虐待加害者といわれる親たちが、心の奥でもがき苦しんでいることを。

暴力や暴言の後、後悔し自分を責め、感情をコントロールしようとしては失敗に終わっています。

苦しんでいる自覚がある無しにかかわらず、みんな本当はもがき苦しんでいます。

私たちは、彼らが暴力や暴言の加害から抜け出し、自分を責めることなく楽になり笑顔になっていく支援をしてきました。

このプログラムは、彼らが虐待加害から脱出し、子どもと笑顔で過ごすまでのカウンセリングプロセスを基に作成しました。

このプログラムは、虐待加害行為の矯正を目的としたものですが、真に実現したいのはそれではありません。

加害者自身が苦しみから解放され、幸せになるためのものです。

私たちは、自分が楽になり、幸せになると、決して虐待加害は起きないと信じています。

まず、自分が幸せになってください。

貪欲に幸せを目指し、幸せを求めてください。

自分が幸せになると、子どもも、家族も、かかわる人たちがみな幸せになります。

参加者から幸せが広がっていくように、笑顔が広がっていくように、そういう願いを込めて、このプログラムをお届けします。

 

プログラム開発者:倉成央(博士(学術)、臨床心理士)